第366章 私と彼女がいなければ、お前もいない

夏星河は頷いた。「大丈夫よ」

「一生病気にならないの?」霖ちゃんは心配そうに尋ねた。

夏星河は微笑んで、「そうだと思うわ」

「よかった」霖ちゃんは嬉しそうだった。「じゃあ、ずっと僕と一緒にいてくれるの?」

「ええ」

霖ちゃんはさらに嬉しそうな顔をした。「ママはもう僕から離れないで、ずっと一緒にいてくれるの?」

「そうよ」夏星河は頷いた。確かに今の彼女の願いは、子供と一生を過ごすことだった。

彼女の約束を得て、霖ちゃんは喜び、席牧白の気分も良かった。

夏星河が子供から離れないということは、彼からも離れないということを意味していた。

「僕もママから離れたくない」霖ちゃんは彼女の手をしっかりと握り、真剣に言った。「もしパパと再婚する気がないなら、僕もママから離れない」

「いいわ」夏星河は笑顔で答えた。