PS:God星音が舵取りに昇進したことによる追加更新です。
戦甲部の人々も大喜びで、彼らは次々と戦甲を減速させて障害壁を避けようとしましたが、韓森のあのスピードと距離では明らかに避けることは不可能でした。
「バカだな、良い戦甲を持っていても無駄だ」戦甲部の人々は軽蔑的に考えていました。
ドーン!
しかし、前方の最前線にいた銀色の戦甲は、障害壁に大きな穴を開け、速度を全く落とさずに前進し続けました。
ドーンドーンドーン!
次々と障害壁が銀色の戦甲によって破壊され、30センチ以上の厚さのコンクリート壁が、まるで発泡スチロールのように銀色の戦甲に一撃で粉砕されていきました。
銀色の戦甲のその突き進む勢いを見て、後ろにいた戦甲部の人々は呆然としていました。
一方、生中継を見ている観客はすでに沸騰していました。
「マジかよ、これ反則じゃないのか?障害物をこんな風に通過していいのか?」
「そういう通過方法を禁止するルールはないんじゃない?」
「あの戦甲の性能が強すぎる。あんな衝撃を受けても戦甲が損傷せず、あのスピードを維持できるなんて、恐ろしい。」
「ハハハ、これぞ男の運転スタイルだ、カッコいい!」
「まさに爆発的だな!」
「これのどこが競技なんだ?戦甲の性能を利用して人をいじめてるだけじゃないか?」
「他の選手たちが泣きそうだよ。壁に突っ込んでも他の人より速く走れるなんて。あの戦甲は見たことないな、一体どこの会社が作った新型戦甲なんだ?」
「あれは一体どんな戦甲なんだ、私も一台欲しい。」
「つまらない、金があれば人をいじめていいのか?こんな競技に意味はない、同じ戦甲を使うべきだ。」
「支配力なんて見えない、金持ちのバカが見えるだけだ。」
「方明全がこんな奴を支持するなんて、これが私の知ってる方明全なのか?」
「何をグチグチ言ってるんだ?勝ちは勝ち、負けは負け、戦甲競技には当然戦甲の性能の競い合いも含まれる、それがどうしたんだ?」
「そうだよ、修羅人と戦う時に、修羅人が戦甲を使わないからって、お前も戦甲から降りて銃剣で戦うのか?」
……