高橋山はしばらく考えてから口を開いた。「おそらく薬の効果がまだ出ていないのでしょう。この薬はまず損傷した細胞を目覚めさせ、その後に本当の男性機能を回復させるものです。効果が出るまで30分から1時間ほどかかります。今夜はゆっくり休めないかもしれませんね。」
井野忠は非常に満足して頷いた。「それならば、私はまず休みに戻るとしよう。お前たちも早く戻るといい!」
そう言うと、井野忠は福田桐子を連れて高橋勇人が用意した部屋へ向かった。
部屋に入るなり井野忠はすでに我慢できない様子で、落ち着きなく座ったり立ったりしていた。「体中が熱くなっているのに、なぜ下半身だけは全く反応しないんだ?」
福田桐子はそれを聞いて急いで慰めた。「さっき言っていたでしょう、まず細胞を目覚めさせてから、薬の効果が少しずつ下に行って効くようになるって。今夜はずっとあなたのものですから、この一瞬を焦らないでください。」
「そうだそうだ、君の言う通りだ。良い料理は待つ価値がある、特にこんな効果的な薬なら尚更だ。長い間君を可愛がれなかったが、私のことを恋しく思っていたかい?」井野忠は手を伸ばし、福田桐子の顎に触れた。
「うんっ!」福田桐子は色っぽく井野忠に応え、その後両手が非常に大胆に動いた。「ずっと大人しくあなたを待っていたんですよ。」
井野忠はにこにこしながら福田桐子の胸を数回揉んだ。「安心しろ、今夜はお前を泣き叫ばせてやる。ハハハ!」
「もう、意地悪!」福田桐子は甘えるように言った。
「きりきり、安心しろ。私が元気になったら、お前はおとなしく私についてくるんだ。私を満足させてくれれば、一生食うに困らない生活をさせてやる。福田家への約束も、必ず適切に手配する。」
福田桐子は素直に頷いた。「ご安心ください、絶対にあなたをお世話します。あなたは私をよくご存知でしょう、必ずご満足いただけます。」
井野忠は福田桐子のお世辞に非常に満足し、まず満足げに頷いた後、表情を変えた。「全部あの加藤恋という小娘が嘘を言いふらしたせいで、この期間ずっと男としての力が出なかったんだ。回復したら絶対にあの小娘を許さない!」
考えてみれば、彼はすでに加藤恋に何度も痛い目に遭わされていた。あの加藤恋は本当に彼に少しの面子も与えなかった!