ボディーガードは百里紅裳が満腹になるよう心配して、ハンバーガーを2つ、チキンウィング、チキンレッグ、フライドポテト、エッグタルトを注文し、テーブルが一杯になった。
百里紅裳は透明な手袋をはめ、ハンバーガーを掴んでかぶりついた。
あむっ、この世の美味しさ!
食事を済ませた後、百里紅裳は遊園地へ向かった。
遊園地を出る頃には、もう4時か5時くらいで、遊園地の入り口では、おじさんが飴細工を作っていた。
百里紅裳はそれを見て足を止めてしまい、ボディーガードは前に出て飴細工を買いに行ったが、買い終わって戻ってみると彼女の姿が消えていた。
ボディーガード:「!!!」
無口なボディーガードは心が折れそうになった。
まずい、ご主人様の大切な令嬢を見失ってしまった。これではご主人様に殺されてしまう!