第57章 大悪人。第二の刀_3

「郭割虜は本当に死んだのか?」夏河は震える声で言った。

「死んだよ、たった二時間前のことだ。お前らも道連れができたな」陳浮生は冷静に言った。

夏河は顔を上げ、悲痛な表情を浮かべた。この姿勢を五、六分間保ち、陳浮生は静かに待ち、急かすこともしなかった。その後、夏河は周囲を見回した。がらんとした廃工場には、四、五本のろうそくだけがあり、その光はちらついて薄暗かった。彼は大声で罵るべきか、それとも狼のように泣き叫ぶべきか分からないようだった。ただ深いため息をつき、ついに目の前の一度また一度と予想外の行動をする若者を見つめ、苦笑いして言った。「俺は死ぬしかないのか?」

「お前が死ななければ、俺の計画は水の泡だ。俺が情け深くて手加減する人間に見えるか?」陳浮生は笑いながら言った。

「まさにあの古い言葉通りだな、川のそばを歩けば靴が濡れる。だが、お前のような若造に引っかかるとは思いもしなかった」夏河は顔を歪め、歯ぎしりした。喬家に取って代わり南京に浸透することに成功したばかりで、大きな仕事をする前に、夢にまで見た周驚蟄の味を知る前に、大きく上下して底に落ちた。夏河は納得がいかず、その目は向かいの陳浮生を凶暴に見つめていた。もし口でこの東北出身の若者の肉を二口かじることができるなら、夏河は絶対に一口だけでは済まさないだろう。

「狍子のような獣をどう解体するか知っているか?」