第28章 強力なチーム

曹蒹葭は家庭を守ることに専念していたが、陳浮生の周りの人々は皆、自己成長に励み始めていた。王解放は陳浮生が繋いでくれた縁を掴み、毎日尉遲お爺さんについて北派拳を学んでいた。彼は特別才能に恵まれた弟子ではなかったが、苦労を厭わず、無駄口を叩かなかった。そのうち、尉遲お爺さんも心から彼を内弟子として認めるようになった。また、彼は意識的に陳浮生を見習い、財経の基礎書を読み始め、初めて鐘山ゴルフに足を踏み入れた時から、欲を断ち、どんな貴婦人の白い太ももにも誘惑されなかった。

王解放は皆の中で最も単純な人物で、思考は直線的で、回りくどさがなく、愛憎がはっきりしていた。陳浮生からは心を開けない微妙な立場に置かれていたが、この陳浮生に対して完全に忠誠を誓ったことのない東北の男は気にしていなかった。あるいは、そういうことを考えるのが面倒だったのかもしれない。今の彼は、ただ拳に夢中な状態だった。

伏虎樁。

王解放は二週間ずっと練習していた。両足の指で地面を掴み、円形の裆歩で立つ。左式なので、重心は右足に六割、左足に四割で、体は微動だにしない。これは三皇砲捶の入門樁に過ぎなかった。尉遲敬德お爺さんは王解放と初めて正式に会った日、ただ簡単に虎を捕らえる姿勢を示しただけで、その後十数日間一言も発しなかった。時折、ちょうど良い力加減で蹴りを入れて王解放の姿勢が緩んでいないか確認するだけで、この年配の弟子は何の不満も漏らさなかった。

ついに、尉遲功德は口を開いた。汗を顔一面に流している王解放に向かって言った。「十字砲捶にしろ、八極拳にしろ、南派の詠春や洪拳にしろ、一見複雑な型で、多くの技の名前がある。若い頃の私でさえ覚えられなかったのに、この歳になればなおさらだ。結局のところ、拳を打つのは力と速さの問題だ。だから現代の多くの武術指導者は、特殊部隊の目から見れば見かけ倒しに過ぎない。後者は力と速さの追求がより純粋で、多くの技は一撃必中、あるいは一撃必殺を目指している。中国武術は元々健康増進が目的で、特に內家拳はそうだ。だから『八極は擂台に上がらず』という言葉がある。」