第270章 状況が完全に逆転

血まみれの証拠の前で、三上真之介は悔い改めるどころか、その場で記者を殴りつけ、瞬時にして全ての人々の怒りを爆発させた。

配信サイトのクリック数とトラフィックは、この瞬間に記録を突破し、コメントが次々と流れていった——

「価値観が完全に覆された!今まで私たちはこんな人でなしに騙されていたなんて!」

「一体どこまで変態なのか、自分の実の娘すら手を出すなんて?」

「彼は橋本羽のことを畜生と呼んでいたけど、本当の畜生は彼自身だったんだ!悪魔!」

狂ったような罵声の後、ネットユーザーは自然と別の方向に考えを巡らせ始めた……

「こんな非道な畜生の言うことが信じられるはずがない!まさか、橋本羽は本当に濡れ衣を着せられていたんじゃ?」

「それは絶対にありえる!」

「マジかよ!羽は最初から濡れ衣だったんだよ!彼らが弱者だからって、皆が何も考えずに彼らの味方をして、他の人に発言の機会も与えず、一言でも言えば脳死ファンと罵られる。今こそ本当に恥知らずな奴が誰なのか分かっただろう!」