052 食屍者

開山拳は凌厲な風のごとく、拳の速さは極めて速い。

数十呼吸の間に。

ロジャーは数え切れないほどの拳を繰り出した!

一撃一撃がハンフランの急所に命中し、二倍のダメージを与えた!

「復活態」のハンフランは徒労の防御を続けていた。

しかし、この疾風怒濤の拳術を防ぎきることはできない!

「い、いや、違う!」

「まだ切り札が...まだ...」

慌てた声が深い穴から広がり、葦の茂みの中で幾度も反響し、一層の哀れさを帯びていた。

ハンフランに返ってきたのは容赦ない鉄拳のみ!

瞬く間に、彼のライフポイントは1000点付近まで落ちた。

彼は体を丸めて縮こまった。

その直前まで形成されていた頭部が慌ただしく裂け、穢れた血肉の瘤を飲み込んだ!

データパネルが表示される。

ハンフランのライフポイントが急速に回復している。

彼の復活進度も大幅に加速した!

「復活したら、切り札とはどういうものか見せてやる!」

「お前の魂を神上様に捧げ、永遠に責め苦の地に閉じ込めてやる!」

ロジャーは相手の言葉を無視し、重拳を繰り出し続けた。

実際のところ。

ハンフランが肉瘤を飲み込んだ瞬間。

ロジャーの体表は思わず大量のエレメントを引き寄せていた!

これらのエレメントはロジャーの周りを名残惜しそうに漂い、近づく勇気はないが、去ることもできないようだった。

「なぜまだ...」

ハンフランの声は完全に打ち切られた。

比類なき力がロジャーの拳に集中する——

第一撃!

200%の威力!

ハンフランの頭部を貫通した!

第二撃!

300%の威力!

猛烈な一撃でハンフランの胸郭を粉砕した!

第三撃!

400%の威力!

肉塊の山の中から蠢く肉瘤を正確に見つけ出した。

一撃で粉砕!

肉片、鮮血、体液が空中に飛び散る。

邪教徒は悲鳴を上げる暇もなく、完全に命を奪われた!

……

「レベルがLV17に上昇しました」

「屬性が上昇しました」

……

「レベルがLV18に上昇しました」

「屬性が上昇しました」

……

「レベルがLV19に上昇しました」