第75章 真武道と偽武道?(月票募集)_3

さらに、內域の武道の功法を手に入れたことで、参考にすることができ、今後の功法を編むのも比較的容易になった。方向性が全く分からないということはなくなったのだ。

しかし、一つ真剣に取り組まなければならないことがある。これから編む境界功法は、どんなことがあっても內域の武道より強くなければならないのだ!

そうしてこそ、自分が伝える武道が真の武道であることを証明できる!

「もし私の武道が広まれば...ふむ!」

李玄は突然背筋が凍った。もし広まれば、必ず現存の內域武道を淘汰することになるだろう。

これは道の争いを引き起こすことになる!

「急ぐべきではない。慎重に進めなければ。少なくとも弟子が強くなってからだ。」

李玄は慎重に進める必要があると感じた。

軽率に真偽の争いを引き起こせば、その嵐は大きすぎる。現在の実力では、耐えられないだろう。

それに、彼の目的は功法を編み、妖魔の巣窟の弟子を取り、自分を強くし、無敵になることだ。

争いに巻き込まれて、強くなることの妨げになってはいけない。

「辺境から始めることができる!」

李玄は心の中で計画を立てた。

辺境から自分の武道を広め、辺境の実力が上がってきたら、辺境の者たちが內域に進出し、徐々に自分の武道が広まっていく。

たとえ真偽の争いが起きても、自分は裏で様子を見ていればいい。

辺境の武者たちが自然と、自分たちの武道を守るだろう。

もちろん、これは大まかな考えに過ぎず、実施するかどうか、どのように実施するか、実施できるかどうかは、すべて未知数だ。

今の急務は、自分を強くし、弟子をできるだけ早く強くすることだ。

弟子が強くなり、編み出した功法を修行して成功してこそ、より豊かな収穫が得られる。

期待に満ちた表情の許炎を見て、李玄は頷いて言った:「よし、今日は血無心との戦いの収穫を消化しろ。明日、師匠のところに来い。」

「はい、師匠!」

許炎は興奮して頷いた。

「師匠、東河郡に戻ってきます!」

あの寶剑は東河郡の家にあり、持ってきていなかったのだ。

「うむ!」

李玄は頷いた。

許炎は急いで去っていった。

修行中の孟衝を一瞥し、李玄は今戻ってきたばかりで何が起こったのか知らない石二に言った:「孟衝の食事の用意だけしておけ。」

「はい、ご主人様!」

石二は恭しく答えた。