孟衝は突破し、武道の門に踏み入れると、見慣れた金光が浮かび上がり、輝かしく美しかった。
「お前の弟子の孟衝が、お前の編んだ功法を修行して成功し、武道に踏み入れた。お前の大日金鐘罩も大成したぞ。」
轟!
黄金の指からのフィードバックとともに、李玄の脳裏に大日金鐘罩の完全な功法が浮かび、肉身もこの瞬間さらに強くなった。
彼は先天境であったが、大日金鐘罩は依然として使用することができた。
真気で大日金鐘罩を発動すると、防御は無雙で、強靭無比であった。
体術の道の基礎が、すでに確固たるものとなっていた。
玉骨級から琉璃の光が放たれ、金剛の意が宿っていた。
これは金剛琉璃骨と玉骨級が重なり融合し、何らかの蛻變が起きているようだった。
「お前の玉骨級+金剛琉璃骨が、先天靈骨を獲得した!」
金光が現れ、黄金の指からフィードバックが返ってきた。
先天靈骨!
この瞬間、李玄は全身が昇華したように感じた。無暇の玉骨級は琉璃のような輝きを放ち、霊韻が漂い、まるで生まれながらの靈骨のようだった。
そして先天靈骨の出現とともに、李玄の全身の先天真気が純化され、さらに強くなった。
天地霊機を失ったために荒々しくなっていた天地霊気も、体内に入ると穏やかになっていった。
「玉骨級+金剛琉璃骨が、まさか先天靈骨を獲得するとは、これは予想外だ!」
李玄は心中で興奮を抑えきれなかった。
彼はずっと、玉骨級に金剛琉璃骨を重ねることで、何か蛻變が起き、より強くなるのではないかと考えていた。
まさか、フィードバックを得て先天靈骨を獲得するとは、一気にレベルが上がってしまった。
玉骨級にせよ、金剛琉璃骨にせよ、結局は後天的に鍛錬して得たものであり、先天の靈骨と比べれば、やはり劣っていた。
しかも、彼のこの先天靈骨は、玉骨級と金剛琉璃骨の特性を重ね合わせたものだった。
「弟子を取らねば、必ず弟子を取らねば。玉骨級も手に入れた、金剛琉璃骨も手に入れた、次は何の骨を編もうか?」
李玄は目を輝かせ、再び新しい弟子を取ろうという考えが浮かんだ。
しばらくして、やっと李玄は興奮した心を落ち着かせた。
新しい弟子を取るのは、簡単にはいかない。そして新しい功法を編み、新しい種類の骨を編み出さなければならない。