第0178章 冤罪で死んだ【依然として5更新で月票を求む!】
「……」宋凌珊は口をとがらせた。強盗犯の心理を分析して人を捕まえただけで、すごいと思わないでほしい。こんな邪道は、表舞台に立てるものではない。時々使えば成功するかもしれないが、結局は大道ではない。
もちろん、宋凌珊は林逸が実際にはでたらめを言っていることを知らなかった。林逸がこんな愚かな方法で強盗犯を探すはずがない。もし彼にこれだけの能力しかなければ、楊懷軍も彼を推薦しなかっただろうし、彼もこの騒ぎに加わらなかっただろう!
しかし宋凌珊は当事者として迷っており、ただ林逸の色狼のような目つきに腹を立てていたので、彼という人間も相当に無恥だと思い込んでいた。
「安心して、大したことがなければあなたを煩わせないわ、林坊ちゃま!」宋凌珊は口をとがらせた。ただのボディーガードが、本当の若旦那様でもないのに、そんな大きな態度をとって、自分が本当に能力があると思っているのか?