第69章 結丹を粉砕する

「これは……、私の玄靈寶塔は結丹期の法寶なのに」

この結丹修士の心は動揺を隠せず、法寶が破壊され、自身も影響を受け、口から血を流しながら言った。「どうしてこんな簡単に破壊されてしまったのか」

「死ね!」

齊明は手を上げ、冷淡な目で見つめ、再び下に向かって押した。

ゴォン!

劍道青蓮が光輝を放ち、天から降り注ぎ、その結丹修士を討伐しようと、青い光が瞬き、まるで空間さえも剣気で切り裂かれているかのようだった。

「防げ!」

この結丹修士は怒りの叫びを上げ、膨大な霊力を爆発させ、まるで大海のように荒れ狂い、彼の本命法寶である'山岳の珠'を繰り出した。

「殺す!」

山岳の珠は計り知れない力を帯びて空へと昇り、攻撃を仕掛け、巨大な山々の虚像が異象として現れた。

しかし。

劍道青蓮が回転し、無数の剣気が渦を巻き、それらの巨大な山々の虚像は全て消滅し、山岳の珠にも亀裂が入った。

「ありえない!こんなことはありえない!!!」

この結丹修士は再び恐怖の悲鳴を上げた。

ブシュッ!

本命法寶が損傷を受け、彼は血を吐き、顔色が青ざめ、連続して後退し、身体から放つ気配が不安定になり、霊力の波動が大きく乱れ、空中から落ちそうになった。

ドゴォン!!!

一つの爆発音。

劍道青蓮が山岳の珠に衝突し、既に亀裂だらけだった山岳の珠はもはや耐えきれず、直接爆発して完全に破壊された。

「あぁぁ!!!」

その結丹修士は悲鳴を上げた。

ブシュッ!

劍道青蓮が落下し、無数の青い剣光の中で、この結丹修士は粉々に砕け散り、ただ収納袋だけが落下していった。

「彼が……彼が……」

「齊明が五ちゃんを殺した!これは……これは……」

残りの二人の結丹修士は驚愕の表情を浮かべた。

というのも。

齊明はただの築基中期の修士で、五ちゃんは結丹後期だった。両者の境地の差は大きかったが、齊明は築基の修為で結丹を逆殺したのだ!

そして。

戦いの始まりから終わりまで。

完全に結丹後期の修士を圧倒的に殺戮したのだった。

まさに恐ろしい。

「逃げろ!」

「この齊明は恐ろしすぎる、彼の實力は強すぎる、我々は彼の實力を過小評価していた、早く逃げろ、もう戦い続けることはできない」

残りの二人の結丹修士はすぐに身を翻して逃げ出した。

しかし。