「これは……、私の玄靈寶塔は結丹期の法寶なのに」
この結丹修士の心は動揺を隠せず、法寶が破壊され、自身も影響を受け、口から血を流しながら言った。「どうしてこんな簡単に破壊されてしまったのか」
「死ね!」
齊明は手を上げ、冷淡な目で見つめ、再び下に向かって押した。
ゴォン!
劍道青蓮が光輝を放ち、天から降り注ぎ、その結丹修士を討伐しようと、青い光が瞬き、まるで空間さえも剣気で切り裂かれているかのようだった。
「防げ!」
この結丹修士は怒りの叫びを上げ、膨大な霊力を爆発させ、まるで大海のように荒れ狂い、彼の本命法寶である'山岳の珠'を繰り出した。
「殺す!」
山岳の珠は計り知れない力を帯びて空へと昇り、攻撃を仕掛け、巨大な山々の虚像が異象として現れた。
しかし。
劍道青蓮が回転し、無数の剣気が渦を巻き、それらの巨大な山々の虚像は全て消滅し、山岳の珠にも亀裂が入った。
「ありえない!こんなことはありえない!!!」
この結丹修士は再び恐怖の悲鳴を上げた。
ブシュッ!
本命法寶が損傷を受け、彼は血を吐き、顔色が青ざめ、連続して後退し、身体から放つ気配が不安定になり、霊力の波動が大きく乱れ、空中から落ちそうになった。
ドゴォン!!!
一つの爆発音。
劍道青蓮が山岳の珠に衝突し、既に亀裂だらけだった山岳の珠はもはや耐えきれず、直接爆発して完全に破壊された。
「あぁぁ!!!」
その結丹修士は悲鳴を上げた。
ブシュッ!
劍道青蓮が落下し、無数の青い剣光の中で、この結丹修士は粉々に砕け散り、ただ収納袋だけが落下していった。
「彼が……彼が……」
「齊明が五ちゃんを殺した!これは……これは……」
残りの二人の結丹修士は驚愕の表情を浮かべた。
というのも。
齊明はただの築基中期の修士で、五ちゃんは結丹後期だった。両者の境地の差は大きかったが、齊明は築基の修為で結丹を逆殺したのだ!
そして。
戦いの始まりから終わりまで。
完全に結丹後期の修士を圧倒的に殺戮したのだった。
まさに恐ろしい。
「逃げろ!」
「この齊明は恐ろしすぎる、彼の實力は強すぎる、我々は彼の實力を過小評価していた、早く逃げろ、もう戦い続けることはできない」
残りの二人の結丹修士はすぐに身を翻して逃げ出した。
しかし。