青雲後崖。
清風が吹き過ぎると、葉平の脳裏に突然、光が差し込んだ。
星のように輝き、きらきらと瞬いている。
星のような光が繋がり合い、三十六個の光が一つの模様を形作っていた。
これが仙穴だ。
葉平は瞬時に理解した。自分の体内に仙藏穴を見つけたのだと。
ほとんど考えることなく、葉平は靈氣を体内に引き込もうとした。
しかし、すぐに問題が発生した。
葉平は突然気づいた。自分は...気を引き入れる方法を知らないのだと。
これは深刻な問題だった。
仙藏穴を見つけたのに、どうやって靈氣を体内に引き込めばいいのか分からない。まさに頭が痛くなる問題だった。
「考えてみよう」
葉平は心の中で思案した。
気を引き入れる方法は分からないが、推理なら少しはできる。
「修士の第一段階は練氣境と呼ばれる。つまり練氣境とは天地靈氣を吸収し、不純物を取り除き、精華を取り入れ、霊脈を養うことだから、練氣境と呼ばれるのだ」
「しかし、どうやって天地靈氣を吸収すればいいのだろう?」
新たな問題が浮上した。
葉平は眉をひそめた。
時間が少しずつ過ぎていく。
彼は一見単純だが、極めて複雑なこの問題について考え続けていた。
「違う、違う。今は最初の修行者の思考に入り込まなければならない。天地の間で、最初に練気を理解した人は、どうやってそれを成し遂げたのか。その人の立場に立って考えなければ、答えは出せない」
葉平は心の中でつぶやき、さらに深く考え込んだ。
しかし、もし世間の人々が葉平の今していることを知ったら、仙人でさえ驚くことだろう。
なぜなら、葉平は最も単純な問題について考えているだけだが、その問題は極めて恐ろしいものだったからだ。
練氣境は普通のことで、気を引き入れることは多くの人にとって極めて簡単なことだ。しかし、すべての修士は他人の道を歩んでいるに過ぎない。
數術と同じように、三歳の子供でも一足す一は二だと知っている。なぜなら教科書にそう書いてあるからだ。
しかし葉平がしていることは、なぜ一足す一が二になるのかを考えることだった。