第27章:神魔の図を悟り成功、群星黯然【新書応援求む】

明け方。

葉平は一日中、觀天の姿勢を保ち続けていた。

しかし残念なことに、彼は太古神魔の図を悟ることができなかった。

それは葉平を苦しめた。

功法には明確に書かれていた。

資質のある者なら、一目で觀天神魔の図を悟ることができる。

資質のない者は、一生かけても太古神魔練體の決を悟ることができないかもしれない。

しかし葉平は諦めなかった。

少し休んだ後、益気丹があるため、食事をする必要もなく、その時間を節約できた。トイレの時間さえも節約できた。何も食べていないのだから。

今や一日十二刻のうち、葉平はほぼ十一刻を修行に費やし、残りの一刻で少し休息を取るか、他のことをしていた。

午の刻。

葉平はまだ觀天神魔の図を悟れていなかった。

しかし彼は落胆せず、むしろより一層修行に励んだ。

「太古神魔練體の決は、大きな意志を持つ者だけが悟れる。私は資質は良くないかもしれないが、人並み以上の意志がある。必ず成功する」と葉平は自分を信じていた。

灼熱の太陽の下、葉平は両手を上げ続け、天地を感じ取っていた。

その意志を持って。

深夜まで続けた。

青雲道宗は静かで穏やかだった。

天空には星々が河のように輝き、月はまだ姿を見せていなかった。

葉平は依然として太古神魔練體の決を悟ろうとしていた。

しかし残念ながら、まだ悟りに至らなかった。

葉平は自分の資質が並程度で、天才たちには及ばないことを理解していた。だから悟るためには時間を積み重ねるしかないと。

それを理解していても、葉平は焦りを感じていた。正直に言えば、誰もがこの神魔練體の決を早く習得したいと思うだろう。

一刻後。

葉平は腕が疲れ、両手を下ろして地面に座り、深いため息をついた。

その夜。

冷たい風が吹き抜けた。

葉平は「太古神魔練體の決」を手に取り、自分の何が間違っているのか考え続けた。

「功法は間違いないはずだ。」

「きっと私の理解が間違っているんだ。」

「でも問題はどこにあるんだろう?師兄に聞いてみようか?」

葉平は心の中で考えた。

しかしすぐに、首を振った。

これも師兄に聞いたら、師兄の目に自分がどう映るだろうか?もっと評価が下がってしまうのではないか?

葉平は自分の考えを否定し、やはり自分でよく研究する必要があると感じた。

そこで葉平は功法を手に取り、考え続けた。

功法は薄くはないが、後半には内容がなく、重要なのはこの觀天神魔の図の中にあった。

葉平はこれが絶世の功法だと信じていた。なぜなら、シンプルな功法ほど、表現している内容が深遠だからだ。

まさに、大道至簡という言葉の通りだ。

複雑で派手なものほど、信用できないものだ。

この点については葉平も理解していた。

半刻が過ぎた。

突然、葉平は太ももを叩いた。重要なポイントに気づいたのだ。

「觀天の図!觀るという意味は、実際に天地を見ることではなく、心で目を代替し、無限の宇宙を観ることなのだ。」

葉平は一刻かけて考え抜き、突然この「觀」の字に目を向けた。

この觀の字は他の文字と少し違い、やや大きめだった。この細部から、葉平はようやく手がかりを得たのだ。

「そうだそうだ。」

「普通の人が天を見上げれば、ただ天地の広大さを感じるだけだ。でも彼らは知らない。いわゆる天とは、実は宇宙であり、無限の星系であり、果てしないものなのだ。これこそが真の天なのだ。」

「私は天地を見上げて、束縛されていた。墨璇道尊は天地の誕生よりも古い存在だ。彼の目に映る天は、無限の宇宙であり、果てしない摩訶世界なのだ。目に映る天ではなく、心の中の天なのだ。」

「ああ、大師兄、私は悟った。」

葉平の心の中に、次々と答えが浮かんできた。

この時、彼は無上の喜びを感じていた。

「私が悟れなかったのは、ずっと誤った道を歩んでいたからだ。」

「葉平よ葉平、お前はなんて愚かなんだ、もう少しで悟れないところだった。」

葉平は心の中で自分の愚かさを責めた。

「觀天」という二文字の意味を理解していなかった。

葉平の考えを想像してみれば、極めて正しかった。

普通の人の目に映る天空は、確かに広大だが、異世界者である葉平にとって、真の天がどれほど大きいかを知っていた。

若い頃、彼は宇宙探査に特に興味があり、自然とこの世界がどれほど大きいかを理解していた。

そうして、葉平は深く息を吸い込んだ。

太古神魔練體の決を懐に入れ、再び觀天神魔の姿勢を取った。

しかしこの時、彼は蒼穹を見上げなかった。

代わりに目を閉じ、心を目とし、心の中の天地を観た。

その瞬間。

そよ風が吹き抜けた。

葉平の脳裏に、宇宙の壮大な姿が浮かび上がった。

無数の星系が葉平の脳裏に浮かび、無量無辺、不死不滅。

まさにこの瞬間。

天空で、星々が突然震動した。

群星が震動し、まばゆい光を放った。

大夏王朝。

ここは豪華絢爛で贅を尽くしていた。

天機殿の中。

一枚の古図の中で、群星が瞬いていた。

古図の前に座っていた老人が、突然目を開き、信じられない表情を浮かべた。

「これは......これは!これはありえない、群星が瞬く、これは不朽の聖人が現れたということか?どうしてこのような異象が?」

老人は体を震わせた。

彼は大夏王朝の天機殿の殿主で、権勢は絶大で、その地位は大夏皇帝に次ぐものだった。

しかしこの時、老人は体を震わせ、目に恐怖の色を浮かべていた。

それだけではなく、東南西の三方向にも、それぞれ異なる天機殿があり、その三つの天機殿の中にも、強大な実力を持つ者たちが、恐怖の色を浮かべていた。

修仙世界。

絶世の強者たちは天空の星を観て天機を占うことを好む。天機学は修仙世界で極めて重要で、凶吉を見ることができ、一国の運命、さらには一族の大運までも見ることができる。

どの国や王朝でも、重大な決定を下す前には、必ず天機術師に星を観てもらい、事の行く末を予測する。

凶であれば退き。

吉であれば進む。

必ずしも百パーセント的中するわけではないが、確かにある事柄については神がかり的な効果があった。

今や四大天機殿の強者たちが皆震撼としているということは、この事の恐ろしさを十分に証明している。

しかし天下の大多数の修士たちにとっては、何の異変も感じられなかった。

例えば青雲道宗の中。

蘇長御は一人静かに蒼穹を見つめていた。

彼は何の異変も感じなかった。

あえて言えば、蘇長御は今日の星々が普段より少し明るく見えるような気がした。

そして遠くでは。

許洛塵と陳靈柔は蘇長御を見つめていた。

「二師兄、大師兄は最近どうしたのでしょう?この時間になると、一人で星を見ているんです。何か心配事でもあるのでしょうか?」

陳靈柔が尋ねた。

「分からない。」

許洛塵は首を振り、よく分からないと答えた。

「小師弟の資質が低すぎて、教えるのが難しいから、大師兄が不機嫌なのかもしれませんね?」

陳靈柔は続けて言った。

「かもしれないな。剣道は誰でも学べるわけじゃないからな。まあ、数日後に私がこの小師弟を教えることにしよう。このまま続けば、大師兄が何か極端なことをしでかすかもしれないしな。」

許洛塵はそう言った。

そうして、すべては穏やかだった。

そして青雲後崖の中。

葉平の脳裏に、一体の神魔の虚影が完全に浮かび上がった。