寒月剣法を使い終えた後、次は地の剣だった。
楊小天は飛び上がり、空中で一刀を放った。
すると、一筋の擎天の剣気が現れた。
剣気の通り道で、天地が二つに裂かれたかのようだった。
またも大成境!
その後、楊小天は「生生の剣」「狂雷の剣」を次々と繰り出し、しばらくすると全ての技を披露し終えた。
陳長青と何樂の五人にとって幸いだったのは、楊小天の後半七つの剣法が大成境には達しておらず、小成頂峰に留まっていたことだった。
この時、林勇が言った。「後半の七つの剣法は、小天くんが今日悟得したばかりのものです。」
陳長青と何樂の五人は目を丸くした。
「つまり、彼は今日一日で七本の石剣を悟得したということか?」何樂は今度は両足が震えていた。
「はい、朝から今まで、一時間に一本の石剣を悟得してきました。」陳遠は興奮して言った。
陳長青の五人は超人的な怪物を見るかのように楊小天を見つめた。
そして、五人とも興奮を抑えきれなかった。
「蒼天よ、我が神劍學院を守り給え!」陳長青は天を仰いで興奮して叫んだ。
彼がこれほど興奮するのも無理はない。劍道の達人として、一個人の劍道の才能がいかに重要かを十分に理解していたからだ。
楊小天のような劍道の才能があれば、必ずや世を圧する無上の強者となれるだろう!
この時、林勇はためらいながら言った。「陳先輩、実は私たちが小天くんを連れてきたのは、彼の武魂を見ていただきたかったからです。」
「ほう。」陳長青は林勇にまだ言い足りないことがあると察し、「小天くんの武魂に問題があるのか?」と尋ねた。
「はい。」林勇は頷き、そして楊小天の武魂の状況を陳長青の五人に説明した。
陳長青の五人は話を聞き終わると、疑念を抱いた。
しかし、五人とも楊小天の武魂が二級だとは信じなかった。
二級武魂が、このような驚異的な劍道の才能を持つはずがない。
「坊や、武魂を出して見せてくれないか?」陳長青は楊小天に微笑みかけた。
楊小天は頷いた。
彼は武魂を解放した。
すると、暗黒の光が溢れ出した。
周囲の天地が黒い淵に落ちたかのようだった。
玄武域と黑蛇から驚異的な威圧が放たれた。
陳長青たちでさえ、強大な圧力と寒気を感じた。