第82章 本性は変わらず

しかし、彼らがどれほど時枝秋を非難しても、どの角度から攻めても、石ちゃんがその場で蘭を切ったという事実を覆すことはできず、「芝蘭玉樹」を謳うファンたちの顔を丸つぶれにしてしまった。

その後、ついに一人の熱心なファンが突破口を見つけ、時枝秋を非難する詳細な記事を投稿した。

「私が多くの資料を調査した結果、このヤオランは元々とても貴重な花で、国内ではすでに絶えており、海外でしか栽培されていない非常に珍しく貴重な、大切にすべき花なのです。

まだ国家の保護植物には指定されていませんが、いずれ指定されることは間違いないと信じています。

そんな貴重なヤオランを、石ちゃんは何の考えもなく3億円で買い取り、そして何の躊躇もなく切り落としました。これは何を意味するのでしょうか?

これは、石ちゃんが金銭を大切にせず、貴重な植物も大切にしないということを示しています。彼女には心がないのです!小林凌の顔をつぶして話題を作るために、彼女は巨額の金を使い、悪意を持って行動したのです!

まだ無名の小さな芸能人が、このようにお金を軽視し、希少な植物を粗末に扱うなんて、私は問いたい、石ちゃんには良心があるのでしょうか?彼女は一体いくらの汚い金を稼いでいて、話題作りのために、これからどれだけのものを破壊するつもりなのでしょうか?」

彼女は直接石ちゃんのアカウントを@し、正義と道理の立場から、連続した良心の追及を行った。

石ちゃんは顔の傷跡でいじめられた経験があり、この熱心なファンによって更なる憎しみを集められることになった。疑問の声が次々と上がった。

多くの人々の注目点は、石ちゃんが希少植物を破壊したという点に集中した。

多くの人が直接石ちゃんに@して:「謝罪しろ!お金を払ったからといって、貴重な花を勝手に扱っていい訳じゃない!」

「あれは多くの植物学者が心血を注いで育てたものなのに、あなたは人の努力を台無しにした!」

「ふん、醜い人間は余計なことばかりする。」

「私たちの小林お兄さんを見てください。慈善活動をして人々を助けるだけなのに、ある人は他人を踏みつけて恥も知らない!」

さすがに、ファンの視点は非常に鋭かった。

こんなところまで非難できるポイントを見つけるとは、なかなかのものだ。

#石ちゃんが金と花を粗末に扱う#というハッシュタグもトレンド入りした。