第481章:派手に生きる(1)

LINEのお年玉に「お嬢」と書いてあって、誕生日おめでとうと早めに祝ってくれた。

やっぱり熊谷玲子以外に、こんなに図々しい人はいないわね……

LINEのお年玉は一回最高でも200元しか送れないから、お年玉を見た時。

青木岑は「この野郎、ケチくさい、たった200元かよ」と言おうとした時。

この姉妹がまたお年玉を送って、そしてまた一つ送って……

前後合わせて十個、つまり合計四万円……

「どう?気が利いてるでしょ?」と熊谷玲子がLINEを送ってきた。

「お姉さん、直接振り込めばいいじゃん、十個も送って、面倒くさくないの?」青木岑は軽蔑の絵文字を送った。

「これがわからないの?振り込みなんて野暮ったいでしょ、LINEのお年玉は気持ちが込められてるのよ。それに十個送れば、受け取るのに手が疲れるくらい、お金で叩き殺してやるってのが私の狙いだったの、ハハハ。」