第486章:結婚式5(二更)

「ダイヤモンド?真珠?」

四人はすぐに鈴木花和が着ている婚礼衣装に、多くのダイヤモンドと真珠が付いていることに気づいた。

「この車は世界限定版だし、この婚礼衣装のダイヤモンドと真珠は間違いなく本物だろう」佐藤海雄は確信を持って言った。

これほど裕福な人が、婚礼衣装に偽のダイヤモンドや偽の真珠を使うはずがない。

「もしこれらが全て本物なら」遠藤宏明は鈴木花和の婚礼衣装を見ながら続けた。「この衣装のダイヤモンドは一つ一つが少なくとも6カラット以上に見える。胸元のあの一粒は明らかに周りより大きく、少なくとも10数カラットはあるだろう。

これらの価値を計算すると、数億円になる。それにこの真珠、私たちは少し離れた距離からでも、その真珠が大きく丸くて光沢があるのが分かる。一目で深海の真珠だと分かる。深海の大粒真珠、その価値は非常に高い。つまり、鈴木花和が身につけている婚礼衣装の価値は、少なくとも2億円以上だ」