シェーンがニーナに触れてから7年が経っていた。彼が近づいてくるのを待ち続けていたが、彼は一向に動く気配を見せなかった。
一度、彼女は彼の飲み物に睡眠薬を混ぜて、自分のベッドで寝かせようとしたが、ボディーガードが間に合って彼を自室に連れ戻してしまった。
この出来事にニーナは相当イライラした。妻から身を守るためにボディーガードを雇う男がいるなんて想像もできなかった。
しかしシェーンは約束を守り、彼女に触れることも、愛を交わすこともしなかったので、ニーナは諦めた。
彼女は浮気を始めた。シェーンの唯一の条件は、秘密を守ることと妊娠しないことだった。もしこのルールを破れば、シンクレア夫人の権利を失うことになる。
ニーナは長い間欲求を抑えることができなかったので、同じゲームをすることにした。子供が欲しかったが、子作りにはシェーンの参加が必要だった。彼女はその考えを完全に諦めた。