第77章 聞いたら自業自得

この文章を見た記者は目を見開き、背筋が凍るような寒気を感じた!

一体何者なんだ!??

この人は何をしようとしているんだ?!!

しばらくして。

画面上のマウスカーソルが、彼に答えを示した。

友人からの電話が繋がったばかりで、何があったのかと聞かれた。

しかし彼は震える手で携帯を落としてしまい、そのマウスカーソルが彼を苦しめるかのようにゆっくりと左右に動くのを、ただ呆然と見つめていた!

やがて、カーソルはアカウント削除のアイコンを見つけた。

その瞬間!

彼は突然立ち上がり、鋭く切迫した声で叫びながら、狂ったようにモニターを掴んで激しく揺さぶった。

「だめだ!だめだ!!!止めろ、早く止めろ!!!」

パソコンデスクの上の物が全て床に散乱した!

彼は顔面蒼白になり、何も考えられずに必死に叩き続けたが、それでもダイアログボックスが表示されるのを目の当たりにした。