第242章 ローシェル医学研究所がいいねを押す

スティーブンは冷笑して言った。「どんな嘘を並べ立てるか、見物だな!」

そう言うと、スティーブンは灰原優歌とほんの少し話しただけで、自ら電話を切った。

愚かな人間たちに、彼らが野良専門家と呼んでいる人物が誰なのか、しっかりと目を見開いて見せてやりたくて仕方がなかった!

……

電話を切られた灰原優歌は、まぶたがピクリと動き、助手にスティーブンの搭乗を忘れないよう伝えるメッセージを送った。

しばらくして。

彼女は少し考えてから、そのSNSを開き、トレンドを確認した。

開いてみると、一番上には方山先生に関する動画があった。

ただし。

みんなが熱心に非難している最中、突然誰かが大物がいいねしているのを発見した。

プロフィールを開くと、認証済みの公式アカウントだった。

——ローシェル医学研究所。