「この売女め、彼の引き立てがなければ、久保氏にいられるわけないのに?!」
「まさか彼に手を出すなんて!?」
川瀬主任は考えれば考えるほど腹が立った。彼は冷笑して言った。「片原茉子、お前なんて誰でも乗れるバスみたいなもんだろう。お嬢様ぶってんじゃねえよ。自分がふさわしいかどうか考えろよ。」
「お前は和田が魚臭いって言うけど、お前はどうなんだ?お前の親父なんて屋台で米粉売ってるだけだろ。人のことを言える立場か?!」
「川瀬礼弥!!!」
片原茉子は全ての偽りを暴かれ、崩壊したように叫んだ。
次の瞬間。
川瀬礼弥のそんな醜い表情を見て、片原茉子の顔に一瞬凶暴な表情が浮かび、また大笑いし始めた。「川瀬礼弥、あんたも大したものじゃないでしょ?」
「最初に私を誘ったのはあんたでしょ?!あんたの奥さんが妊娠してた時期、私とさんざんやったじゃない??」