「やめて……」海野桜は怖くなって彼を止めようとしたが、東山裕はわざと引っ張り続けた。
「ダメだ、見せてもらう!」彼は正々堂々と言い張った。「もし来てないとしたら、僕を騙してることになるじゃないか?」
「東山裕、やりすぎよ!」海野桜は笑いながら彼を叩き、押しのけようとしたが、東山裕は彼女をくすぐり始めた。
海野桜は大笑いしながら、必死に逃げようとしたが、彼の攻撃から逃れることはできなかった。
「あはは、もうやめて、あはははは……」
海野桜は笑いすぎて涙が出てきて、脅しの言葉を吐かざるを得なかった。
「あはは、もうやめないと、あはは、無視しちゃうわよ……」
男は突然激しく彼女の体を押さえつけ、海野桜が反応する間もなく、唇を熱く奪われた。
「んっ……」海野桜が小さく喘ぐと、すぐに彼の舌が器用に侵入してきた。