第328章 - あなたの笑顔を毎日見たいだけ

「少々お待ちください」サブリナは役員たちに申し訳なさそうに目を向けてから、すでに来客用のソファに座り、音量の小さいLEDスクリーンのニュースに興味を示しているロビンの方を向いた。

「リズ―」

リジーが割り込んで言った。「ブリナ、1時間後にあなたのオフィスに行くわ」

1時間後に来ると言ったので、サブリナは急いで電話で返事をした。

「わかったわ。オフィスにいるから」

役員たちが待っているにもかかわらず、サブリナは花瓶の古い花を捨て、ロビンが持ってきた新しい花を生けた。

彼女が一つ一つの花束を丁寧に扱う様子を見つめながら、彼の心は膨らみ、こう言った。

「気に入ってくれて嬉しいよ。それに、君がきっとランチを忘れると思ったから、一緒に食べようと思って」

その時になってようやく、サブリナは彼が手に持っていた袋が彼らのランチだと気づいた。彼の思いやりに微笑んで尋ねた。