もう待てない!(3)

トリスタンは体に付いていた残りの布を取り、床に投げ捨てた。

彼はもう彼女を焦らすことはせず、優しく彼女の脚を大きく開かせた後、温かく濡れた彼女の秘部に挿入した。

「止めた方がいい?」トリスタンは、硬くなった自身の半分しか入れていないのに、彼女の眉が寄るのを見て尋ねた。

「い、いいえ!絶対にダメ!—」彼女は反射的に叫んだ。まだ目を上に向けたまま、口は開いており、息を吐くたびに柔らかな喘ぎ声が漏れていた。

彼は微笑んだ。

「痛かったら言ってね、ダーリン。」トリスタンは、何年ぶりかの初めての愛の営みの瞬間を、彼女が楽しめるよう確認した。

その部屋はもはや涼しくはなく、愛と欲望が混ざり合った空気で暖かくなっていた。二人の目は、長い別離の後に再び絡み合う魂のように、互いに見つめ合っていた。

ベラのセクシーな喘ぎ声は、彼の腰が深く押し込むにつれてより大きく、頻繁になっていった。彼の唇はベラの開いた口を追いかけ、優しいキスで封じた。しかし、彼の舌は彼女の口の中を荒々しく探索し、手は優しく彼女の胸を捻りながら揉みしだいた。

彼の行為は、彼女の秘部のあらゆる敏感な神経からより官能的な快感を与えた。そして彼女の体が少し反り返るのを見ると、彼は彼女をリラックスさせようと、優しく前後に動き始めた。

トリスタンは、まるで初めて愛し合うかのように、彼女がこんなにも締まっていることに感心した。

「本当に息子のダックスを普通分娩で産んだのか?」トリスタンの心は不思議に思い、それが彼をより長く硬くさせ続けるのに役立った。

満足げな笑みが徐々に彼の唇に浮かんだ。「ダーリン、もっと早く動くよ—」

「んんんっ」ベラは秘部から来る信じられないほどの快感を自制しようと、目を上に向けながら言った。

しかし、トリスタンが彼女を見返しているのに気付くと、彼女は目を閉じた。彼女は、自分の脚の間での彼の奇妙な体勢に気付くのが恥ずかしすぎることに気付いた。

トリスタンの動きは次第に速く、深くなり、彼の腰とベラの腰が接着したかのように触れ合うたびに、パンパンという音が伴った。

ベラの喘ぎ声はより大きく、頻繁になり、二人の体が触れ合うたびに、肉が押し付けられる音が部屋に性の匂いを濃くした。

汗で体が濡れ始めると共に、熱は増していった。