もう待てない!(3)

トリスタンは体に付いていた残りの布を取り、床に投げ捨てた。

彼はもう彼女を焦らすことはせず、優しく彼女の脚を大きく開かせた後、温かく濡れた彼女の秘部に挿入した。

「止めた方がいい?」トリスタンは、硬くなった自身の半分しか入れていないのに、彼女の眉が寄るのを見て尋ねた。

「い、いいえ!絶対にダメ!—」彼女は反射的に叫んだ。まだ目を上に向けたまま、口は開いており、息を吐くたびに柔らかな喘ぎ声が漏れていた。

彼は微笑んだ。

「痛かったら言ってね、ダーリン。」トリスタンは、何年ぶりかの初めての愛の営みの瞬間を、彼女が楽しめるよう確認した。

その部屋はもはや涼しくはなく、愛と欲望が混ざり合った空気で暖かくなっていた。二人の目は、長い別離の後に再び絡み合う魂のように、互いに見つめ合っていた。