罪悪感

「愛しい妻よ、みんなとのランチを抜けてベッドで休んでいたらどう?ノーラにここに昼食を持ってきてもらうよ。そして、具合が悪いと皆に伝えておくから」彼は、彼女の痛む姿に耐えられず提案した。

「いいえ、お願い。大丈夫よ」

ベラはすぐに抗議し、ドアに向かおうと必死に試みた。

「本当に大丈夫なの、愛しい人?」

「うん、数歩歩けば大丈夫よ。心配しないで—」ベラは彼に微笑みかけたが、内心では彼のしたことを叱りつけていた。

ああ!何年ぶりかの激しいセックスで、まるで初めてのマラソンを走り終えたかのように全身が痛むなんて予想もしていなかった。

結婚式の夜にトリスタンが彼女の処女を奪った時と同じだった。一晩中愛し合い、翌朝目覚めた時にこんな感じだった。太ももが痛くて何もできず、まるで全身の骨が砕けているかのようにベッドに横たわっていた。

そして今、また同じ感覚を味わっていた。

体がバラバラになりそうな感じだった。

「この人はどうしてこんなに長く持ちこたえられるの?」彼女は隣を歩く彼をちらりと見ながら考えた。

ベラは自分が何回絶頂を迎えたか数えきれなくなっていた。でも彼は?間違いなければ、たった一度だけだった。そしてそれは、彼女がもう彼のスタミナについていけなくなった後だった。

愛し合う度に、夫がどうしてこんなに長く硬さを保てるのか、それが彼女の最初の疑問だった。

「バイアグラでも飲んでるの?」

でもベラはすぐにその考えを否定した。怪しいものや普段と違うものを飲むのを見たことがなかった。特に昨夜、愛し合う前にも。

深いため息をつきながら首を振り、ベラは好奇心を脇に置いて早く歩こうとした。

数歩歩くと、ようやく太ももの言い表せない痛みに耐えながら普通に歩けるようになった。

「一階まで抱っこしようか?」階段に近づくとトリスタンが尋ねた。

しかしベラは「本気?」というような目つきを彼に向けた。

もちろん、断る。誰かに抱っこされているところを見られたら、よからぬことを考えられるかもしれないでしょう?

トリスタンは彼女に微笑みかけ、階段を降りる時に手を取った。

「この家にエレベーターを設置する時期かもしれないな—知り合いはみんな家に一つか二つ設置しているんだ」トリスタンは独り言を呟いたが、ベラにははっきりと聞こえた。