付き合おう

「ハハハ、そうだね...そうだね... おめでとう、兄貴。くそ!なんで俺、兄貴が新しい彼女ができたってことがこんなに羨ましいんだろう?兄貴はラッキーだよ、ダナ姉さんみたいな彼女ができて。彼女は優しくて賢い女性だよ...そんな女性はそうそういないからね」ステファンはレオに向かってサムズアップしながら言った。

「なんだと?なんでこのガキは俺がダナと付き合ってるって結論に至ったんだ?俺、何か言ったっけ?」

レオは自分の内なる思いが自分をコントロールしているのではないかと混乱し、恐れていた。結果的に、この二人に対して、ダナとの恋愛関係を夢見ているといった、言いたくないことまで明かしてしまっていた。

「おめでとう、レオ!!」サムは心からの祝福とサムズアップを送った。そして続けて言った。「早く行けよ...女の子を待たせるなよ。後でベラ社長の家で、お前の新しいステータスアップを祝おう!」