第337章 この保護者がイケメンすぎる

一方、佐藤賢治と佐藤正志も高校一年八組の教室にやってきた。

保護者一人につき一席しか用意されていなかったため、佐藤和音の席には佐藤賢治が座り、佐藤正志は入り口に立っていた。

担任が教室に入ってきた時、入り口に立っているイケメンを見て、一瞬驚いた。

担任は若い未婚の女性で、そんなイケメンを見て、思わず頬が赤くなった。

保護者会が始まると、教室内の多くの保護者が佐藤正志に特別な視線を送っていた。

今日、学校に残ってボランティアとして保護者会の運営を手伝っていた生徒たちは、佐藤正志の写真を撮って学校の掲示板に投稿した。

【高1の8組の入り口に超絶イケメン出現!誰の保護者か知ってる人いない?!】

すぐに返信が殺到した。

【マジやばい、超イケメン!禁欲系じゃん!】

【あぁ、高嶺の花な感じ、私いけます!】