この名前を安田洋平が知らないはずがない。
彼が人間ではないと定義した二人のプレイヤーの一人。
今や彼らの区域でランキング1位!
この名前を見た瞬間、安田洋平は自分の目を疑った。
後ろの部下たちも驚きの表情を浮かべた:
「洋平さん、これってあなたの区域の1位プレイヤーじゃないですか?」
「マジかよ、1位プレイヤーがルームに参加申請してきたってどういうこと?1位があなたとソロバトルしたいってこと?」
「これはマジでヤバいっすね?」
安田洋平はまだ配信を終了していなかったため、彼のゲーム画面は配信中で、クラスメートたちも彼と同様に1位からの申請を目にした。
コメント欄が再び狂い始めた:
【うわあ、1位1位、私も同じ区域なんだけど、この区域の1位と2位は本当にヤバいよ】
【洋平さん早く申請承認して、1位を入れて!1位の神プレイ見たい。】
【いや、お姉さまと1位のソロバトルが見たい!】
【+1】
【+10086】
安田洋平は少し躊躇した後、承認ボタンを押した。
すると、ジェイテンがルームに現れた。
ランク:宗師;
順位:第1位;
所属チーム:天翔;全リーグトップ10チーム。
比較すると痛いほど差が出て、安田洋平のアカウントは弱く見えた。
【記念撮影記念撮影、神様と一緒に撮りたい!】
【うわあ、コメントが多すぎて神様との2ショットが見えないよ。】
【1位の化け物が本当に現れた!私もこの区域だけど、この区域の1位は本当にモンスターレベル、全戦全勝!毎試合のスコアが狂気的なほど高い!】
この区域の1位と2位は他のプレイヤーとの間に大きなスコアの差をつけていた。
他のプレイヤーがこのゲームで目指すのは:いかに自分のHPを失わずに多くの虫族を倒すか;
しかし1位と2位がこのゲームで目指すのは:いかに一度により多くの虫族を連続で倒し、連続キルを達成してスコアを倍増させるか。
連続キルでスコアは倍増するが、難易度が高すぎて、一般人は運良く一度達成できれば上出来だ。
自分の実力で頻繁に連続キルを作り出すには、移動とプレイ予測の能力だけでなく、配置の計画も必要で、さらに十分な射撃の腕前と、タイミングのコントロールも必要だ。
安田洋平はしばらく呆然とした後、全体チャットで尋ねた:
【神様は何しに来たんですか?】