岡本治美は本当に保護者委員会に加入し、加入後の最初の仕事は、学校の掲示板で実名を表示することを提案したことでした。
アカウント登録には学生番号が必要なので、掲示板のサーバーには各アカウントの実名情報が確実に保存されています。
ただし、掲示板での表示はニックネームのみで、ユーザーの本名は表示されていませんでした。
この提案は保護者委員会に承認されました。
そこで保護者委員会は学校側に要望を出し、学校の掲示板は学内の学生同士が交流する場所なので、皆が学生である以上、お互いに身分を隠す必要はないと考えました。
直接自分の本当の身分で交流すれば良いと。これは学校側の掲示板管理にも有利で、掲示板の雰囲気も改善できるため、学校側にこの件の対応を求めました。
学校側もすぐに対応し、保護者委員会のこの要望は理にかなっていると判断し、掲示板の管理開発チームに表示方法の変更を指示し、ニックネームから本名表示に変更しました。