試合はまだ続いている。
戦いは白熱し、観客たちが最も注目しているのは佐藤和音と菊地秋次のところだ。
この二人は最初、それぞれ単独で戦っていたが、後半になって難易度が上がるにつれ、二人は連携し始めた。
二人の間にはほとんど言葉によるコミュニケーションはなかったが、息はぴったりで、互いにカバーしながら共に敵を倒していった。
わずか2分の間に、10体の虫族を撃破した。
会場の観客は熱狂した。
この一連の操作は本当に素晴らしかった!
「うおおっ!」生配信を見ていた安田洋平は興奮して机を叩いた。「姉御、マジでかっこよすぎだろ!」
安田洋平の部下も一緒に歓声を上げた。「そうそう、姉御は超絶うまいっす!姉御と一緒にいる男は誰だろう?姉御と同じくらい強くて息もぴったりじゃないですか!」