071:腸が青くなるほど後悔した_3

「皇妃物語を買った人は全部使うのをやめて、早く捨ててください!美人亭が一番いいスキンケア商品なんです。」

これを聞いて、みんなは古川月と中村忠正の厚かましさを怒って非難した。

古川月はショートヘアの女性に問題があると確信した。

そうでなければ、なぜ美人亭の味方をするのか?

待っていろ!

彼らは報いを受けるはずだ。そして警察が正義を取り戻してくれる。

しばらくして。

警察が来た。

工商局も一緒だった。

顔がボロボロになった被害者が十数人もいたため、古川月と中村忠正は警察署で取り調べを受けることになった。

そして皇妃物語の店からサンプルを持ち出して検査に出した。

工商局は一時的に皇妃物語を閉鎖した。

向かいの大谷食堂も難を免れなかった。

馬場沙保里は昨日加盟したばかりの販売店だったので、署には連れて行かれなかったが、店は一時閉鎖された。彼女は怒って罵った。「これは絶対に美人亭の仕業よ。あの大川素濃って女、最初から胡散臭いと思ってたわ」

幸い。

幸い警察が商品を持ち去ったので、検査結果で問題がないと分かれば、また営業できるはずだ。

近くの店主たちが馬場沙保里を慰めに来た。「馬場さん、焦らないで。検査結果はすぐに出るそうですよ」

「そうそう」

「こんな時は焦っても仕方ないわ。馬場さん、落ち着いて。黒は白と言えないし、白は黒と言えないのよ」

馬場沙保里は美人亭の方を見て怒鳴った。「検査結果が出たら、大川素濃のあの厚かましい女をぶっ殺してやる!」

多くの商店主たちは密かに面白がっていた。

古川月のあの自慢げな性格を、誰が好きになれるだろうか?

今朝も古川月は商店主のWeChatグループで、店に多くの客が並んでいる動画を自慢げに投稿していた。

今は自慢できなくなったでしょう?

因果応報!

——

すぐに皇妃物語の事件は南通り全体に広まった。

大川素濃もグループのメッセージを見て、小林桂代に笑いながら言った。「お姉さん、見た?本当に悪いことをすれば報いがあるのね!」

「どんな報い?」小林桂代は不思議そうに聞いた。

大川素濃は続けた。「皇妃物語に問題が出たの。十数人が同時に顔がボロボロになったって。その中の一人が化粧品を検査に出したら、十数種類の禁止成分が入っていたそうよ」

小林桂代は目を見開いた。