070:光速で顔面打撃、報いが降りかかる_8

この言葉を聞いて、古川月は心の中で考えた。

今は確かに商売が順調だし、フランチャイズ展開を承諾すれば、チェーン店がどんどん増えていき、ブランドも大きくなっていくだろう。

そうなれば、上場も夢ではない!

それに加盟金も仕入れ代も取れるし、損はしないはずだ。

これらのOEM製品はもともと安いし、工場から10元で仕入れて馬場沙保里に100元で売れば、かなりの利益が出る。

古川月は開店してわずか数日で加盟希望者が現れるとは思わず、興奮を抑えられなかった。

「フランチャイズ加盟はいいですよ。ただし加盟金は少し高くて、20万元かかります」と言って、古川月は馬場沙保里を見つめ、続けて「でも沙保里さん、私たちはこんなに長い付き合いだし、あの時も店舗を取り戻せたのはあなたのおかげです。他の人には20万元ですが、あなたなら15万元でどうですか?スキンケア製品も原価で提供しますよ」と言った。