第191章 お風呂を手伝えと言うの?(5)

そっと、三島悠羽は杉本瑠璃を彼の大きなベッドに寝かせた。瑠璃の濡れた体でベッドが濡れることなど気にもしなかった。

杉本瑠璃は精神力を使い果たして気を失っており、今の自分の状態も、その後の三島悠羽の一連の行動も全く知らなかった。

もし瑠璃が目覚めていたら、三島悠羽の回復の早さに驚いただろう。今の悠羽には、先ほどまでの疲れた様子は全く見られなかった。

ベッドに横たわる瑠璃をじっと見つめ、悠羽は長い間考え込んでいた。最後には、自ら瑠璃の濡れた服を着替えさせることにした。

これは彼が瑠璃の服を着替えさせるのは初めてではなかったが、今回は悠羽にとって、まさに拷問のような苦痛だった。

瑠璃の肌の一寸一寸が、彼にとって致命的な誘惑を放っていた。長く細い脚、平らな腹部、そしてその上には、誇らしげに隆起した存在があった。