下は全て賛同の声だった。
白川華怜がこれからも作曲を続けるかどうか、順子さんにはわからなかった。機会を見つけて聞いてみようと思っていた。
彼女は白川華怜が勉強好きなことを知っていたが、作曲の才能は無駄にしてほしくないと思っていた。
白鳥春姫のウェイボーを開くと、フォロワーは既に400万人に達していた。今日は朝から晩まで、各メディアが白鳥春姫の歌を繰り返し放送していた。
タイムメディアが急遽順子さんを呼び戻して契約を改定することになり、順子さんは涙が込み上げてきた——
白鳥春姫は芸能界に入って何年も経つが、今回ついに日の目を見た。
**
陽城総合病院。
「レントゲンと血液検査では特に問題は見られません」医師は渡辺泉に薬を処方した。
「問題がないって?」安藤蘭は横に立ち、眉をひそめた。「でも最近頻繁に頭痛がするんですよ」