自業自得

「うぅ……ごくごく……うぅ……」坂下倩乃は自分が持ってきた酒を無理やり飲まされていた。

一本の酒を飲み干すと、秋山瑛真は酒瓶を投げ捨て、上から彼女を見下ろしながら言った。「坂下倩乃、今日からお前は地獄の中で生きることになる!」

坂下倩乃は顔色が青ざめ、先ほど飲んだ酒が胃の中で波打っていた。

「病院、私……病院に行かなきゃ……」"仕込まれた"酒を一本丸ごと飲まされた彼女は胃洗浄が必要だった。そうしなければ、きっと大変なことになるはずだ!

この"薬"について、売り手は言っていた。ほんの少量でも人を欲情させることができ、多く摂取すれば、発情期の獣のようになってしまうと。

薬が効き始めたら、自分がどうなってしまうのか、神のみぞ知るといった状態だった!

しかし秋山瑛真は彼女を無視し、応接室を大股で出ていくと、外の使用人に命じた。「この女を追い出せ。今後二度と一歩たりともここに入れるな」