第367章 彼にもう一度チャンスをください

霧島峰志は夏目星澄のこの行動に不満を示し、「夏目星澄、あなたは既に私の息子と離婚したことを覚えておいてください。私には彼の居場所を教える義務はありませんし、あなたにはそれを知る権利もありません。邪魔をしないでください」

夏目星澄はすぐに謝意を表した。「少し衝動的な行動だったことは分かっています。もし失礼があったのなら謝罪させていただきます。でも私にも選択肢がなくて、ただ霧島冬真がどこにいるのか知りたかっただけなんです。連絡が取れないので心配で...」

霧島峰志は夏目星澄に良い顔一つ見せようとしなかった。「彼がどうなろうとあなたには関係ありません。自分の立場をわきまえなさい。二度と私の前に姿を現すな。さもないと容赦しませんよ!」

彼女さえいなければ、息子はこんなことには...