第188章 離して、痛いわ

火鍋を食べ終わると、桐山念は南雲泉と一緒に買い物に行った。

買い物で楽しみを見つけて、一時的に悩みを忘れてほしかったからだ。

全過程とても楽しかった。

桐山念は南雲泉のために可愛いドレスを何着か選び、南雲泉が新しい服に着替えると、傍らで写真を撮った。

そして結城暁に送信した。

「全部彼に送ったの?」南雲泉はドレスを試着しながら尋ねた。

桐山念は頷いた。「もちろん。出張中でもあなたのことを想って、見るたびにムズムズして、すぐにでも飛んで帰りたくなるようにしたいの。」

「じゃあ、私をもっと綺麗に加工してね。」

「必要ないわ。私たちの泉はこんなに可愛いんだから、生まれつきの美人よ。どう撮っても綺麗だし、それに私の撮影技術を信じてないの?」

南雲泉は即座に何度も頷いた。「信じてる信じてる、絶対に信じてます。」