第7章

私の心は痛みで締め付けられ、こうなると、本当に田中母が言うような女になってしまったのだ。

でも評判は既に最悪だし、もうそんなことは気にしないことにした。

数日後、また同じ手を使って、佐藤三郎に三十万円を借りに行った。佐藤三郎は少し気が進まない様子だったが、私の懇願の末、結局貸してくれた。

佐藤三郎との関係を利用して、田中家の親戚の子供たちを彼の子分として集めさせた。男の子たちにはギャンブルや風俗を教え、女の子たちには遊びと狂気を教え、ついでに小遣い稼ぎもさせた。

あの日私に堕胎を強いた人々の中に、田中家のこれらの親戚たちもいた。彼らが私の子供を殺したのだから、私は彼らの子供たちの将来を潰すのだ。

ただ最近、佐藤三郎が私たちの家の前をうろつくようになり、一度田中元に見つかってしまった。田中元は大変不審に思い、私の外出が増えたことから、私を疑い始めた。