第307章:時田浅子と先輩が一緒に部屋を見に行った!

午後は授業がなく、時田浅子は不動産屋と約束して家を見に行く予定だった。

まだ学校を出る前に、柳裕亮から電話がかかってきた。

「先輩、何かご用ですか?」

「時田浅子、今日の午後は授業ある?」柳裕亮が尋ねた。

「ないです。」

「ちょっと会えないかな、撮影について相談したいことがあるんだ。」

「先輩、今日の午後は予定があります。不動産屋と約束してるんです。」

「不動産屋と何の約束?部屋を借りるの?」

「はい。」

「一人で行くの?」

「うん。」

「僕、ちょうど午後空いてるから、一緒に行こうか。女の子一人で部屋を見に行くのは安全じゃないし、ついでに撮影のことも話し合えるし。」

「でも、迷惑じゃないですか?」

「全然。今どこにいる?今から行くよ。」

「これから校門を出るところです。」