「あなたとこんな話はしたくないわ。謝罪しなければ、話し合いなんてできないわ!」森山緑はそう言うと、すぐに電話を切った。
時田浅子がお風呂から出てきたのを見て、ゆっくりと口を開いた。「番組側が折れてきたわ」
「謝罪はしないつもりなの?」
「うん、私たちに後ろ盾がないと思って、簡単に扱えると思ったのよ」
「もう少し様子を見ましょう。金恵は黙っていられないと思うわ」
森山緑はうなずいた。「今は焦っているのは私たちじゃないから、彼らがどう動くか見てみましょう」
「うん」時田浅子はうなずいた。
「浅子、私もお風呂に入ってくるわ。あ、それと出前を頼んだから、届いたら夜食にしましょう」
「夜食まであるの!幸せすぎる!」
「でも、体型を維持するために、今月はもう夜食は絶対ダメよ!」