シュエルが4Kで飢えているところを捕まる

ハオはその夜眠らなかった。彼は修行に時間を費やした——ゆっくりと、着実に、長い道のりを。

確かに、一杯のインスタントラーメンで何の努力もなく悟りを開くことができたかもしれない…しかし最近、それは彼の心に引っかかっていた。

何か間違っているような気がした。まるで物語を飛ばして結末だけを読むようなものだ。

おそらくそれが、時間が経つにつれて、彼が奇妙なことに気づき始めた理由だろう。

時々、年配の客が立ち寄ることがあった。彼らは店に入り、挨拶し、おしゃべりし、棚を見て回る…他の商品を買うが、一度もインスタントラーメンに手を伸ばすことはなかった。

最初、ハオはそれを気にしなかった。

しかし、それが続くほど、彼の頭の中に引っかかるようになった。

彼らはいつも早い突破口を追い求めていたのではなかったか?不死への道?より高い境地へ昇るための方法?

では、なぜ店で最も効果的な商品をスキップするのか?

彼には二つの理論があった。

一つ目は、彼と同じように、彼らももはや近道を望んでいないのかもしれない。彼らも努力なしの悟りは空虚だと感じているのかもしれない。

成長もなく、教訓もない。ただ中間を本当に経験することなく、最後までスキップするだけ。

そして二つ目は…

彼は目を細めた。

彼らは昇天を先延ばしにしていた。

なぜか?

なぜなら、上の境地に昇ってしまうと…もう下界に戻れなくなるかもしれないから。

つまり、次元コンビニがなくなるということだ。

もうコーラもない。もう桃烏龍茶もない。もうアイスクリームもない。もうサクサクのポテトチップスもない。

それは不条理だった。

完全に非合理的だ。

そして完全に信じられる!

なぜなら、ハオは修行者が何かを欲しがるとき、どれほど馬鹿げた行動をとるか知っていたからだ。

店の商品を味わい続けるために、自分の修行を意図的に抑えるなんて?

うん。

それは納得できる。修行者の優先順位は常識外れだ。

ハオは時計を確認した。

新しい一日の始まりだ!

彼は階下の店の前に直行し、途中で廊下や倉庫エリアを見ることもなかった。どうせ待っている新しいものは何もなかった。

しかし店内に足を踏み入れた瞬間—

彼が最初に目にしたのは、予想外のものだった。

「…」

「シュエル?」

ハオは瞬きした。