第456章 お前の娘の命は私が与えたもの

林知恵は宮本深の驚いた様子をかなり気に入っていた。

前世でも今でも、こういうことはいつも彼がリードしていた。

ようやく彼女が一矢報いることができた。

それに、彼女はもう一つ知っていることがある。

宮本深の敏感な部分。

へそ。

全く触れることができない。

彼はくすぐったがる。

そして少し我慢できない。

林知恵は軽く宮本深の唇に触れながら、手は密かに下へと移動し、腹筋に触れた時、彼女は心の中で感嘆した。

体型は本当に十年一日のごとく素晴らしい。

彼女はさらに腰の側面の隆起に触れた、それは銃創が残した傷跡だった。

初めて触れて、彼女の瞳が震え、思わず目の前の男性を見つめた。

黒く沈んだ瞳の底に柔らかな光が流れ、彼は彼女を見つめ返していた。

彼女は指で傷跡をなぞり、そして目標に向かって手を伸ばした…

「うっ…」

彼女の唇から小さな吐息が漏れた。

手首が締め付けられ、男性にしっかりと拘束されていた。

彼の呼吸はさらに深くなり、少し唇を離して言った:「本当に怖くないのか?」

「もう触らないわ」林知恵は手首をもがいた、「積極的になるのはもう終わり、離して」

「知恵、君はあまりにも適当だ、遊びたいなら…」男性は彼女の耳元に近づき、低い声で言った、「後悔するなよ」

そう言いながら、彼女の手は彼のへその周りにぴったりと押し付けられた。

耳元で男性の呼吸が…欲望を帯びてきた。

林知恵は逃げることもできず、体に重みを感じ、彼は直接彼女の上に覆いかぶさり、肌と肌がぴったりと触れ合った。

彼の体のあらゆる部分の変化を、彼女は感じ取ることができた。

瞬間的に、彼女の頬は真っ赤になり、火の上で焼かれているのは自分だと感じた。

「もう遊ばないわ」彼女は息を切らして言った。

「じゃあ、また一度積極的になる借りができたな、次は…」彼の唇は彼女の耳たぶに触れながら言った、「本気でやってもらう」

「……」

「同意しない?それなら続けてみろ。俺はまだ耐えられる」宮本深は彼女の手を取った。

「わかったわかった」

林知恵はもう触る勇気がなかった。

大不敬でも後でごまかそう。

宮本深は口元を曲げ、体を起こしてベッドから降りた。

「風呂に行く」

「私に言わなくていいわ」