第291章 自薦する

鈴木越哉は再び強調した。「僕だって浮気しないこともできるよ!」

「残念ながら、まだ見たことないわ!私が見たのはあなたが浮気性だってことよ」石塚千恵の批判的な視線が彼の首筋と、開いたボタンから見える胸元に落ちた!

鈴木越哉は下を見ると、確かに深い痕があった。朝、あの女が残したものだ。「あぁ、僕は変われるよ。チャンスをくれないかな」と彼は甘えた口調で言った。

石塚千恵も彼の口調を真似て言った。「あら、変わるには時間がかかるわ。私の青春は限られてるの。あなたにチャンスをあげてたら、私はおばあさんになっちゃうわ!」

鈴木越哉は真剣な表情になった。「おばあさんになっても欲しいよ。君であれば、僕は好きだから!」

石塚千恵は彼を一瞥した。「ふん、おばあさんになるまで待たせるつもり?何考えてるの?そのときには浮気を追いかける元気もないわよ!」