第373章 ベッドで三人行

「やった！」君一ちゃんは嬉しくて飛び上がりそうになった！

「でも、ここに着替える服はありますか？」石塚千恵は学生のパパを見た！

……

大きめの白いシャツが彼女に投げられた。

石塚千恵はそれを受け取り、自分の体に当ててみた。「これを着ればいいの？」

「これしか着られる服がないんだ。他の寝間着は大きすぎて、君が着ても快適じゃないだろう！」彼は答えた。

石塚千恵は彼をとても不思議そうに見た、まるで見知らぬ人を見るように。

「どうしたの？」彼は不思議そうに尋ねた。

「ここには女性の服がたくさんあるんじゃないの？」

「いつから女性の服がたくさんあるって？見たことあるの？」彼の表情はさらに困惑した。

石塚千恵は彼が演技していると思い、彼の偽りの仮面を剥がしたくなった。「あなたはいつもセクシーな下着をすぐに出してくるし、あの別荘にもたくさんの女性の服があったじゃない！」

石塚千恵は腕を彼の肩に置き、彼の頬に近づいて問いただした。「笹木社長、ここに女性の服がないと言い切れる？女性を家に連れ込んだことがないと言い切れる？」

笹木蒼馬は彼女を一瞥し、思わず笑みを浮かべて言った。「君は本当に誤解しているようだね。僕がいつも下着を出せるのは、特に君のために用意していたからだよ。あの別荘の下着については、以前未桜が僕から別荘を借りて、そこで下着の広告撮影をしたんだ。それらの服はメーカーが彼女にプレゼントしたもので、彼女はそれをクローゼットに入れて、時間があるときに取りに来るつもりだった。でも君も知っての通り、彼女は忘れっぽくて、このことはすっかり忘れてしまった。僕も彼女の代わりに処理するのが面倒で、ずっと部屋に置いていたんだ。前に君が来たとき、ちょうど着るものがあったというわけさ！」

そういうことだったのか？彼女の心にあった疑問が突然消え、言葉にできないほどすっきりした気分になった。

しかし、まだ確認したいことがあった。「じゃあ、他の女性を家に連れ込んだことはないの？あなたがこれまで女性がいなかったなんて信じられないわ！」

笹木蒼馬は彼女に照れくさそうに微笑み、頬が少し赤くなった。彼は自分の恥ずかしさを隠すために、タバコに火をつける動作をした。「何が知りたいの？」

彼はタバコをくわえたまま尋ね、ポケットからライターを取り出してタバコに火をつけようとした。