第435章 膝の上に5分間座る

六時になると、女性教師たちが麻珠市に新しくオープンした高級ホテルの個室に集まった!

田中晴人がいないせいか、女性教師たちはより開放的になり、笑い声が絶えなかった。

六時五分、橋口俊樹が時間通りに皆の前に現れた。

女性教師たちは一人一人よだれを垂らし、彼を引き裂かんばかりだった。

伊藤奈々は当然のように橋口俊樹の隣に座り、「橋口兄さん」と一言一言呼びかけていた。この呼び方に橋口俊樹がどう感じているかは石塚千恵にはわからなかったが、少なくとも彼女自身は骨がとろけるような気分だった!

彼女は黙々とテーブルいっぱいの美味しい料理を食べていた。この店の料理が高いのには理由があった、本当に美味しかった!

席にいる美女たちが順番に橋口俊樹に酒を勧め、彼は潔く一杯ずつ飲み干し、皆に面子を立てていた。