神崎紗夜は最後にもう一度、上位100位の進出者リストと最終的な上位3位のリストを発表した。
上位3位はステージに上がってスピーチをすることになっていた。
神崎紗夜は再び会場の雰囲気を盛り上げながら、「最後に、第一ラウンドの3位は248番の伊藤詩玄、2位は141番の五十嵐倩乃、そして優勝は……」
ステージ上で緊張感のある音楽が再び鳴り響く。「18番の栄麗さんです!皆さん、盛大な拍手で彼女たちをステージにお迎えください!」
3人のデザイナーはとても興奮し、たくさんの感謝のスピーチを行い、すぐに第一ラウンドの競技は終了した。
東條甘音は、今回の生放送がこれほど人気になるとは思っていなかった。オフラインの観客からの投げ銭や応援も加わり、今回のイベントの初期費用はすぐに回収できた。
霧島咲姫も、自分の娘がトップ10に入るとは思っていなかった。彼女の年齢では、本当に容易なことではない。すぐに、霧島柚羽はこの大会での注目度が上位3人を上回り、ファンの数も徐々に増えていった。