禾木青葉は鈴木音夢が卓田越彦の太ももに座り、熱烈なキスをしているのを見て、目から火が出そうなほど嫉妬していた。
しばらくして、鈴木音夢は卓田越彦から離れ、少し恥ずかしそうに言った。「おじさま、これで満足?」
この小悪魔め、卓田越彦は今すぐ彼女を抱きたいと思った。
彼はインターホンを取り出し、1番のボタンを押した。「すぐに上がってきて、あの分をわきまえない女を追い出せ」
林執事は若旦那の命令を聞いて、分をわきまえない女というのは間違いなく新しく来た教師のことだと思った。
普段、若旦那は鈴木さんをとても可愛がっていて、この屋敷の中で誰を怒らせてもいいが、鈴木さんだけは怒らせてはいけなかった。
若旦那が怒った時も、鈴木さんだけが彼を落ち着かせることができた。
1分後、林執事は二人の屈強なボディガードを連れて上がってきた。