第145章 こんにちは、ベイビー18

卓田越彦は「彼氏」という言葉を聞いた途端、完全に動揺してしまった。

その顔色は、まるで包公の生まれ変わりのように真っ黒になった。

「おばあちゃん、僕は女性が好きだということは確かだから、もうこんなくだらない質問はしないでくれ」

卓田正修は息子がすぐに怒り出し、夕食も食べずに帰ってしまうのではないかと心配した。

彼は軽く咳払いをして、「お母さん、座って食べながら話しましょうよ」と言った。

老婦人は越彦の言葉を聞いて安心した。「越彦、いつその人を連れてきて、おばあちゃんに会わせてくれるの?」

卓田越彦の顔色は先ほどよりもさらに暗くなった。彼もチビをおばあちゃんに会わせたいと思っていたのだ。

老婦人にもそれなりの観察力があり、孫の顔色がさらに悪くなったのを見て取った。