鈴木音夢は思わず自分の胸元を見下ろし、瞬時に卓田越彦はまさに色狼だと感じた。
「おじさま、嫌です!」
この時、アメリカ時間ではちょうど明け方だった。
卓田越彦は時間を計算して、彼女に電話をかけたのだ。
「言うことを聞きなさい、お前がお風呂上がりの姿が一番魅力的だ。お前を抱けないなら、せめて写真だけでも見たい。妻よ、忍びないか?」
「撮りません、見せるものなんてないわ、どうせあなたはもう見たことあるでしょ。」
卓田越彦は自分のズボンの股間を見下ろし、まさに拷問のようだった。
次回の出張には、直接チビを連れて行って、自分の通訳にさせよう。
彼は深く息を吸い込み、声がやや掠れていた、「妻よ、辛いんだ……」
「……」
鈴木音夢は、卓田様がこの言葉を言う時の表情がどんなものか想像できた。